養育費とは、子どもを育てていくための養育に要する費用です。子どもを引き取り養育する親から、もう一方の親に対して請求するのが一般的です。養育費は子を扶養するためのものであり、厳密にいうと面倒を見ている方の親が子の代わりに支払い請求を行うということになります。金額は親権に関係なく、両親の経済状況に応じて決定します。また、子どもが経済的・社会的に自立するまで、いわゆる社会人になるまでに必要な費用ですので、単に年齢だけでは決められません。
具体的には ①衣食住 ②教育費 ③医療費 ④適度な娯楽費 などが挙げられます。